聲の形 最終7巻を読み終えて

聲の形7巻、読みました

とてもよかった…

 

ええ、小学生並の感想ですねwwwww

 

いや、だってほら、ネタバレしちゃまずいでしょうし、率直に感想を言っちゃうと、よかったとか、おもしろかったとかになりますって

 

何が良かったって?

そうですね

例えば、登場人物に良い面と悪い面がはっきりしているのが良い

強い面と弱い面とも言い直せるかもしれません

 

特徴があるというよりかは、彼らの人間模様を見ていくにつれ、誰か1人でも感情移入ができると、物語の続きがとても気になるのも楽しかったですね

この漫画の内容を見る限り、作者は小さい頃いじめられてたんじゃないですかね(笑

そう思えるほど、人間の描写がとても上手かったと思う

特に大人のキャラクター

 

 

作者があえて、読者に想像させるような描き方をしているところとかも好きですね

ラストもそんな感じでした

 

その後の展開は、あなた独自のご想像にお任せします

と言ってしまうと、ちょっと投げっぱなしな気もしますが

でもそういうのって、十人十色なストーリーが、それぞれの脳内で描かれるわけです

これまでの話の流れから言って、ネガティブなその後を描く人は、まあ多少はいたとしても、そんなにいないはず(笑

ほとんどの人が、ハッピーな展開を描くはずです

 

あの後、彼らはこういうやりとりがあって、こういう会話があって

それに対して石田や西宮はちょっと困ったり、照れたり笑ったり、恥ずかしがって怒ってみたり

そういうのを考えるのも楽しい

 

おや、なんだかこの日記キモいぞ(笑

 

 

でも良かったと思ったのと正反対で、聲の形にはすごい心をモヤモヤさせられたのも多々ありました

非常に不愉快な気分にも、何度かなりました

でも、続きが気になるといいますか、最後まで読んでしまいました

ひきつけるものがあったのだと思います

少なくとも自分は、大いにひきつけられた

 

イラっとさせるような表現も含めて、とても面白い作品だったのではないかな、って思います

 

 

7巻しかありませんし、全部買っても3000円ほど

読んだことない方はこの年末、読んでみてはいかがでしょうか?

いじめネタとか受け付けない人は、止めた方がいいかもしれませんが

 

 

こんな風にいろいろと考えてしまうと、もっと長く続けて欲しかったな、って思っちゃいますね

でも、作者的にはきっと、書きたいことをきちんと表現しきっての「7巻完結」だったのでしょう

某S英社のように人気漫画だからって、だらだらと引き伸ばしさせたりしない、そんな講談社に好感が持てますね(笑